金魚の運命

夏祭りなどで「金魚すくい」というのがある。しかしながら、「金魚が欲しくてやる」というより、単に「金魚すくいの遊びをしたい」ために行われる・・・・・・・・

そして、運悪く金魚を手に入れてしまった場合、家に持って帰ってから非常に困る。

そんな金魚はたいてい以下の3つのうち、いずれかの運命をたどる。


●即死
金魚すくいで、もてあそばれているうちにも
かなり弱っているため、とても長生きできる力は残っていない。
祭りの日から一週間も経たないうちに
腹を上に向けて浮かぶ事になる。

●やたら巨大化する
「3年前に金魚すくいで取ってきたんだよ」。
そんなセリフが飼い主から聞かれる。
金魚はすぐに死ぬか、異常なまでに長生きするかどちらかである。
一旦、峠を越えた金魚は時間とともに大きくなる。
「金魚じゃなくてコイじゃないの?」。
そう言いたくなるほどでかい金魚もいる。

●忘れられる
最初は餌をやるのが楽しく、進んで世話していたのに、
いつの日か「誰かが餌をやっただろう」という意識に変わる。
しかし誰もやっていない。
当然、水槽の水が替えられる事もなく
誰もが見て見ぬふりする面倒の固まりになる。

いずれの運命も金魚にとっては非常に酷である。
本当に金魚の事を考えるなら
「金魚すくい」をしてもすくわないのが一番。

すなわち、それこそ、金魚救い


む、つまらんオチだ



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